日進月歩~20代で直腸がん再発、闘病平癒を願って。日々、よいことをみつけよう

20代で直腸がん、ストーマ増設。ストーマ閉鎖術前に再発。闘病の始まりです。『初めてブログを読まれる方へ』に経緯を記しています。

時間の過ごし方~スマホ以外に何かないものか~人生観

 スマホを使用しない時間の使い方について述べようと思ったら、予想外に愚痴と重い内容になってしまいましたので、それでもいい方だけ閲覧ください。

 

 

 

ほんの1カ月~2週間前は、水腎症による腰痛、高熱、その後は化学療法の副作用でぐったり。

だったのだけど、少し元気になってきた。

今まで食べられなかったものが食べられるようになったのが何より。

時間があるとスマホばかりしてしまう。

眼にもよくない、不眠症の原因になる、どうでもよいまとめ記事を見て怒ったり悲しい気分になったり、とよくないとは重々わかっている。

けれど、手軽にでき、わからないことがあればすぐ調べるという私の習性でスマホで検索、関連記事を読み漁るという悪循環。

読書が趣味、とはいいつつも好きなのはミステリー。

人が死なないミステリーはほぼないし、人を殺すというのは愉快犯でも怨恨でもよくない。すなわち、がんを患い、何度も死を身近に感じることの多い私には不愉快になる。

ミステリー、大好きだったのに。読めないし、読んでも暗くなる。

明るい内容の本だと、それはそれで能天気でイライラするし、矛盾をつつきたくなる。

ここまで、書いてみて、私かなり卑屈になっているなと。

病気のこと、家族しか知らせてない、職場の人はうすうす感じているかもしれないが公にはなっていない、友人なんかには知らせたくない。

こうやって内に秘めていることが多いのも鬱々とする原因かもしれない。

だけど、やれ結婚だ、出産だなど二十代を謳歌している友人に、私がんになりました。その上ストーマもあります。再発しました。何回か死にかけました。

など言えるわけがない。

と誰にも言えない愚痴をネットで公開してみる。

あー、自分にはもう結婚も出産も諦めている。

病気になった時点で当時交際していた人とは疎遠になった(遠距離だったので連絡が途絶えるとそれまでだった)

仕事も復職は難しい、夜勤ありの激務なので。

というか仕事はきつくて辛い思い出ばかりなので、同職場は無理かも。

未来のことを考えると辛いことばかりしか頭に残らない。

辛い思いばかりした入院期間中に購入した本がこれ。長文などとてもよめる気がしなかったので。

 

【もうダメだ!】と思ったら読む本

【もうダメだ!】と思ったら読む本

 

 画像上は26万部だが、自分が購入したときは40万部だった。

これを必要とする人が増えたのだろうね。

偉人や格言が残した名言が記されており、第1~12章までシチュエーションごとに言葉の数々が掲載されている。もちろん「病気で苦しいときや健康でいたいときに読むことば」の章もある。全編を通して、自分に該当しないものや共感できないものは読み飛ばし、心にくることばだけ、胸に刻めばよいと思っている。

  • 健康である状態は、病気によってのみ知ることができる Byリヒテンベルク
  • 明日のことは思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。
    その日の苦労は、その日だけで十分である。 By新約聖書

この二つは本当にそうだなと感銘を受けた。

特に後者は今心がささくれだっている私にちょうど良い。

とりあえず、今の現状を今悩むだけでも辛いことなのに、その上未来で起こるかもしれないことまでくよくよ悩むなということだろう。

 

 

なんか、楽しいこと、早く見つけよう。